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その男、ハイドロマン
いよいよインフィニティ・サーガのフィナーレを飾るMCUの第23作品目、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』が公開される。MCU以前から、スパイダーマンと敵対するヴィラン達はカリスマ的な人気を博してきたが、ハイドロマンと思われる巨大な「水男」はどのようなキャラクターなのだろうか。
トレーラー公開当初、『ファーフロムホーム』のヴィランと思われるキャラクターに対し「MCUにハイドロマンやサンドマン(スパイダーマン3に登場)が登場!?」と一部ファンが騒いだことも記憶新しい。変幻自在かつ、その巨大な風体。一体彼は何者なのか。
ハイドロマン /モリー・ベンチ
1981年、コミック“Amazing Spider-Man”212巻にて登場する、スパイダーマンシリーズを代表するヴィランの一人だ。体を水に変化させることが可能なため、サイズや形の自由度はサンドマン以上だ。
体の変化は一部分に留めることも可能で、周囲の水/水分を吸収したり、体を分散させることも可能だ。
元々船乗りだったモリー・ベンチは、スパイダーマンとサブマリナー(ネイモア)との戦闘に巻き込まれたことで、実験中の水中発電機が放つ放射線と微生物に体を蝕まれ、前述の能力を持った体へと変異してしまう。彼は心身ともに安定しない状況が続き、自らをハイドロマンと名付けることを決意する。
因みにサブマリナーはマーベルヒーローの中では最古参に分類される人気キャラクターだ。
DCコミックスのアクアマンに何から何までそっくりだが、その歴史はアクアマンよりも古い(両者の初登場はサブマリナーが1939年、アクアマンが1941年)。マーベルのアプリゲームContest of Championsでは既に参戦を果たしており、同ゲームに登場したキャラは近いうちに実写化される傾向があるため、MCUへの参戦もそう遠くない。(但し、マーベルスタジオとユニバーサル社の間で、「解決しなければならない契約・権利が存在する」とケビン・ファイギ氏は2014年に述べており、実写化は簡単ではなさそうだ)
さて、そんなこんなでハイドロマンは「俺をこんな姿に変えやがってゆるさねぇぇぇ!」とスパイダーマンへの復讐に踏み切るが、見事に返り討ちに合ってしまう。その後もスパイダーマンを筆頭に、ブラック・パンサー、ファンタスティック・フォー、クローク&ダガー、そしてアベンジャーズなど、お馴染みのスーパーヒーロー達と死闘を繰り広げてきたハイドロマン。可哀そうなハイドロマン。
彼は長く続いてきた歴史の中で、犯罪から一度は足を洗ったり、時には一人の女性を巡ってサンドマンと争ったり、真っ当な道を歩もうと試みたり、根っからの悪党とは思えぬ一面を見せていた。その為、徹底した悪玉としては描かれず、MCUにおけるヴァルチャー(マイケル・キートン)のように、どこか憎めない人物像がデザインされているのではないかと勝手に推測していた。
しかしながら、これらは全くの邪推であり、今回の『スパイダーマン:ファーフロムホーム』では、1974年にSupernaturai Thrillersに登場したThe Elementalsがピーター・パーカーに立ちはだかることがロシアのメディアによって判明した。
揃いも揃っていかにも強そうな風貌だ。The Elementalsは超次元ヒューマノイドであり、前述のサブマリナーの母国アトランティスが誕生する以前、地球上の王国を支配していたヴィラン集団だ。四人のメンバーをざっくり紹介すると、
Hellfire 「炎の勝者」…火と炎を巧みに操るこのグループのリーダー。「炎の勝者」
Hydron「水の領主」…水を自在にコントロールする能力を持っている。
Magnum「地球の達人」…地球の鉱物や岩石の操作をたやすく行う能力を持つ。
Zephyr「風の愛人」…風、空、空気を操ることが可能で、それにより多くの局面で多大な影響を及ぼす。The Elementals唯一の女性。
これらの極悪同盟をスクリーンに登場させるにあたって、VFXとしてデザインする際にそれぞれインスピレーションを受けたキャラクターがいるという。Hellfireはモルテンマンを、Magnumはサンドマンからサンプリングするそうだ。
そしてHydronのモデルになるのがハイドロマンなのだ。彼自身は登場しないニュースは一部のファンを落胆させたが、より強力で圧倒的なヴィランにルックスが継承されるとなると話は別だ。もしかしたら、ヴィジュアル面以外にもハイドロマンが持つ物語上の設定や特徴がシナリオに組み込まれるかもしれない(MCUでは、二つのキャラクターの特徴が、一人のキャラクターにまとめられることも多々あるため)
Zephyrに関しては、原作版の人気は非常に高いと言えるが『ファーフロムホーム』での登場は不明瞭のままである。アフリカ系女性のヴィランは依然としてMCUには存在しておらず、X-Menシリーズでストームを演じたハル・ベリーへの配役を望むファンもいるほどだ。(コミック版では、異次元ポートを開く能力を有いており、The Elementalsのメンバーにおいても非常に重要なポジションなため、我々の世界が異次元に繋がった原因を『エンドゲーム』での出来事で片づけるなら、彼女はバッサリ消えるかもしれない)
ファーフロムホームで異次元への入り口が開かれたことにより、今後『スパイダーマン:スパイダーバース』のように並行世界を巻き込んでのクロスオーバーが期待されるMCU。更なる舞台の拡大が進む中、ハイドロマンを筆頭に往年のキャラクターたちは今後どのように登場するのか。どのような役割を担うのか。部分的だろうと、コミックからの進化をスクリーンで観たいファンの期待は膨らむばかりだ。
出典:Marvel.com
『スパイダーマン:ファーフロムホーム』あらすじ
『アベンジャーズ:エンドゲーム』で起きた悲劇から立ち直るため、ピーター・パーカーはネッドやMJと共にヨーロッパ旅行に出かける。
素晴らしい夏休みへの期待を胸にホテルへチェックインしたピーターだが、そこにはニック・フューリーが待ちうけていた。
新たに迫る脅威を予測したフューリーは、異次元からやってきたヒーロー・ミステリオと共に戦う準備を進めていたのだが、さらなる味方としてスパイダーマンの協力が必要だという。ほどなくしてヴェネチア、ロンドン、ベルリンに巨大な「水」や」「土」、「火」で体を纏った巨大なヴィランが出現し、悪戦苦闘を強いられる。そのヴィラン集団は超次元の力を有するエレメンタルズであった。
アイアンマンが築いてきたリーダーの器と遺志を継承するに相応しいスーパーヒーローになれるのか。トニー・スターク亡き今、「新たなアイアンマン」になることが出来るのか。アベンジャーズの今後を左右する重要な成長が描かれる。
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