セレスティアルズとは?マーベル最強種族ってホント!?その強さと正体は?
2021年、いよいよMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)フェーズ4がスタートし、MCUも新しいスター…
アベンジャーズ・エンドゲームとスパイダーマン・ファーフロムホームで今後のMCUの展開がさらに壮大なものになることがわかりましたね。
ですが、
「マーベルのマルチバースってどういう意味」
「どうして急にスパイダーマンはアベンジャーズに加わったの?」
のような疑問を持っている方は、アベンジャーズ・エンドゲームとスパイダーマン・ファーフロムホームを見ても、イマイチ今後の展開が読みづらいかと思います。
そこでマーベル映画を全て追っているライター東尾が、マーベル映画のこれからとマーベル映画の特徴であるマルチバースやクロスオーバーについて解説します。
上記のことに触れる前に、まずはマーベル映画の権利問題について知っておかなくてはいけません。
ですので、まずはマーベル映画の映画化権について解説していきます。
もくじ
これまでのマーベル映画の権利は、他社映画スタジオが所有していました。
ですが、現在マーベルは売却したキャラクターの映画化権を取り戻すことに成功しています。
この章では、上記2つについて解説していきます。
具体的には、
を順に解説していきます。
マーベル作品の映画化権が他社映画スタジオに渡ってしまった理由は以下の2つです。
1980年代にマーベル作品の映画化の話があったのですが、マーベルは経営難に陥っていたこともあり、他社映画スタジオに映画化権を売却しました。
経営難に陥っていたマーベルにとって映画化権を売却するというのは、悪い話ではありませんでした。
映画化権のライセンス収入とキャラクターを使ったグッズ販売の増収で経営難の脱出が見込めたためです。
当時、映画化権を売却したおかげで現在もマーベルが存在しているといって良いでしょう。
では、売却した映画化権は現在どのようになっているのか。
それは以下の通りになります。
順に解説します。
X-MENとファンタスティックフォーの映画化権はディズニーのものになりました。
その理由はディズニーが21世紀フォックスを買収したたためです。
21世紀フォックスの20世紀フォックスは「X-MEN」と「ファンタスティックフォー」の映画化権を所有していました。
その21世紀フォックスがディズニーに買収されたため、X-MENとファンタスティックフォーの映画化権はディズニーが所有することになります。
21世紀フォックスがディズニーに買収されたため、「X-MEN」と「ファンタスティックフォー」の政策方針もディズニーが握ることになりました。
ディズニーのボブ・アイガーCEOは「単一企業がマーベル作品の製作を統合的に管理するのは道理にかなっているし、“2つのマーベル”が存在していたことの方が、むしろ不自然」と言及。
将来的に「X-MEN」と「ファンタスティックフォー」がMCUに参戦することが期待できます。
スパイダーマンの映画化権はソニーが所有しています。
ですので、スパイダーマンがMCUに参加するのは権利の問題でかなり遅れていました。
2015年にマーベルとソニーがパートナーシップ締結を発表し、スパイダーマンもMCUに参加できるようになりました。
ハルクについては、「インクレディブル・ハルク」をマーベルが製作しましたが配給はユニバーサルスタジオになっています。
そのことから、ハルクの映画化権にユニバーサルスタジオが所有していることになりますね。
スパイダーマンのようにMCUの参加はできますが、「ハルク」単独映画をマーベルは製作することができません。
この章では、マルチバースの仕組みと日本の漫画とアメコミの違いについて解説していきます。
「マルチバース」や「クロスオーバー」といった日本の漫画には馴染みのない用語が出てきます。
具体的には、
の順に解説します!
マルチバースとは日本語に訳すと多元宇宙という意味になります。
どういうことかというと、「今私たちがいる宇宙とはまた別の宇宙がある」ということ。
また、現在の時間軸とは別の時間軸も存在し、各時間軸に自分が存在しているという意味も、このマルチバース(多元宇宙)には含まれています。
マーベルにおけるマルチバースは、過去の時間軸に行き過去を一時的に変えてしまっても、再度過去の時間軸に行き元通りにすれば、現在に影響は出ないとされています。
アベンジャーズ・エンドゲームでは、アベンジャーズがタイムトラベルで過去に戻りインフィニティストーンを集めました。
集めただけでは現在にも影響が出てしまいますが、サノスとの戦いが終わりインフィニティストーンをそれぞれの時間軸に戻したことで、現在に影響はありませんでした。
反対に、キャプテンアメリカのスティーブは過去の時間軸に残ったことで、現在にも影響が出て年を取ったスティーブが現在に登場しました。
このように、マルチバースという概念があることで
ということになります。
また、このマルチユニバースがあることで「新たにスーパーヒーローが誕生しやすく」なります。
「私たちがいる宇宙とはまた別の宇宙がある」ということは、別の宇宙からスーパーヒーローや新たな敵が誕生する可能性が出てきたということです。
実際に、スパイダーマン・ファーフロムホームでニック・ヒューリーが「エンドゲームでの戦いで別世界の扉が開いた」と発言しています。
日本の漫画とアメコミ原作の違いは主に以下のようなものがあります。
この中で今回は「クロスオーバー」について解説したいと思います。
マーベルの漫画にはたくさんのスーパーヒーローがたくさんいますが、そのスーパーヒーローたちが一緒に作品を超えて一緒に戦うことを「クロスオーバー」といいます。
日本の漫画は作品個々で世界観を作っていきますが、アメコミは世界観が共通しています。
ですので、たくさんのスーパーヒーローが一緒に戦うことができます。
原作がこの「クロスオーバー」を採用していますので、もちろん映画もそのような流れになります。
この「クロスオーバー」はアメリカの人たちにとっては当たり前の「システム」なので何も違和感はないかもしれませんが、日本人にとっては「クロスオーバー」は馴染みがないので違和感を感じるひとが多いかもしれません。
例えば、ポケモンとワンピースが一緒の画になっていたら違和感しかないですよね。
マーベルのマルチバース(多元宇宙)という設定をネタにした作品があります。
それが「スパイダーバース」という作品です。
この作品は、たくさんのスパイダーマンが次元を超えてひとつの世界に集結し、敵と戦うストーリーとなっています。
「アルティメット・スパイダーマン」のスパイダーマン、東映テレビドラマ版のスパイダーマン、「アメイジング・スパイダーマン」のスパイダーマンといった
別作品のスパイダーマンがひとつの世界に集結します。
これが成立してしまうのがマルチバース(多元宇宙)という設定で、それをネタにした作品が「スパイダーバース」です。
原作とはストーリーが異なりますが、「スパイダーバース」は2019年に「スパイダーマン:スパイダーバース」というタイトルで映画化もされています。
この記事では、マーベル特有の世界観「マルチバース」について解説しました。
また、今後のMCUの展開についても予想してみました。
マルチバースは、
という概念でしたね。
マルチバースという世界観があることで、新たに別次元からスーパーヒーローが誕生しやすくなります。
MCUはこれまでよりもさらに壮大な世界観になっていくでしょう。
2021年、いよいよMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)フェーズ4がスタートし、MCUも新しいスター…
2020年後半、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で続々と来年度以降のMCU作品の続報が解禁してい…
マーベル・スタジオがサンディエゴ・コミコンにて新たにフェーズ4として10作品のMCUシリーズ製作を発表しました…
アメコミの二大巨塔といえば、アベンジャーズをはじめとする作品を生み出している「マーベル(MARVEL)コミック…