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あなたはご存知でしたか?
あのコンマ0.001秒の世界を見ることが出来るミュータントでおなじみ「クイックシルバー」が、MARVELの映画作品で2人存在していることを。
『キック・アス』でアメコミオタクを演じたアーロン・テイラー=ジョンソンとエヴァン・ピーターズがそれぞれ『アベンジャーズ』と『X-MEN』でクイックシルバーを演じている話、あまりにも有名すぎるけど大好きな話だからあと3000回はしたい #みんなで観ようアベンジャーズ pic.twitter.com/AAspUbQUtM
— みらい⭕CC福岡J56a (@miraitting) May 5, 2019
今回は、双方の作品で大人気キャラクター「クイックシルバー」問題がもたらす大人の事情について、アメコミオタクでX-MENオタクの筆者が 切り込んでいきたいと思います。
もくじ
クイックシルバーは、元々はMARVELコミックスのタイトル『X-MEN』に登場するミュータント。
本名はピエトロ・マキシモフと言い、見た目は筋肉質の逞しいお兄さん。
彼の特殊能力は、生まれながらに持つ音速移動能力。
彼のコスチュームが全身タイツであるのは、これが所以なのでしょう。
ちなみに家族構成は、父が磁石王で『X-MEN』の重鎮キャラクター マグニートー、妹に最強のテレキネシス能力を持つワンダ・マキシモフことスカーレット・ウィッチ。
異母妹に、ポラリスがいます。
マグニートー自身、あちこちで家族を作っては去るという行動を繰り返していたことは、原作ファンにはよく知られています。
だから、ポラリスがいるんですよね。
父がマグニートーなだけに、最初はX-MENの敵として登場しますが、後にX-MENに加わり、活動をしていくんです。
2006年、IGNという企業がが発表した「歴代のX-メントップ25」で、23位にランクイン。「クイックシルバーはヴィランが善人となった模範だ」と評されるほど、愛されているキャラクターなのです。
20世紀FOXという映画配給会社がサポートしているのは、「X-MEN」の映画シリーズです。
その中で、新生X-MENと言われているシリーズに登場するクイックシルバーについて、簡単にまとめていきましょう。
初登場は、新生X-MEN作品の『X-MEN: フューチャー&パスト』。
本名ピーター・マキシモフとして登場します。
通り名の通り、頭髪から靴までシルバーで統一された、無邪気なキャラクターがい大変印象的です。
これを演じるのは、映画『キックアス』でおなじみのエヴァン・ピーターズ。
音速移動のシーンが大変印象的で、多くのファンを虜にしました。
この作品中では、マグニートーとも対面を果たしながらも、マグニートーの息子であるということは言及されていません。
しかし、クイックシルバー当人が「母親が”金属を操る男”と昔 付き合っていたらしい」と語ってることから、薄々感づいているのか?という印象を私たちに与えています。
また、スカーレットウィッチことワンダの存在も言及されていなかったものの、物語の終盤には幼い妹が登場したり、カットシーンで別に妹の存在について言及していることから、ファンの間では「あの子がワンダ?!」「その子がワンダ?!」と噂になるほどでした。
しかしながら、続編の『X-MEN:アポカリプス』では、マグニートーに捨てられた家族であることが発覚しながらも、最後まで自分が息子であると名乗り出ることはありませんでした。
以降も、2019年に公開された『X-MEN: ダークフェニックス』まで、準レギュラーキャラクターとしての地位を確立しています。
では、MCUが大好きなあなたが良くご存知のクイックシルバーについて、簡単にまとめていきましょう。
MCUの作品に登場するクイックシルバーは、俳優のアーロン・テイラー・ジョンソンが演じる、スポーティッシュなキャラクター。
実は、彼も前述の新生 『X-MEN』シリーズのクイックシルバーである、エヴァン・ピーターズと同じく、映画『キックアス』に登場しているんです(笑)
初登場は2014年に公開された『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』のエンドクレジット半ばの場面。
その後、2015年公開の『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で正式に登場します。
ヒドラの人体実験により、人工的に高速移動の力を得るに至った、という設定で登場します。
悲しいかな、最後は1人の子供を救うためにその命を犠牲にします。
MCU版では、姉にワンダ・マキシモフが登場し、以降の「アベンジャーズ」シリーズに最後まで登場する、要の人物となっています。
次へ行く前に、3人のクイックシルバーについてまとめました。
・本名:ピエトロ・マキシモフ
・人種:ミュータント
・所属:X-MEN
・初登場:X-MEN
・能力:音速移動
・父:マグニートー、妹:ワンダ・マキシモフ(スカーレット・ウィッチ)、異母妹:ポラリス
・最後:作品によって異なる
・本名:ピーター・マキシモフ
・人種:ミュータント
・所属:X-MEN
・初登場:2014年『X-MEN:フューチャー&パスト』
・能力:音速移動
・家族:母、妹。生みの父(マグニートー)
・最後:生き残る
・演:エヴァン・ピーターズ(代表作:映画「キックアス」)
・本名:ピエトロ・マキシモフ
・人種:人間→人体改造を受ける→超能力者
・所属:ヒドラ→ウルトロン軍→アベンジャーズ
・初登場:2015年『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(カメオ出演だと2014年『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』)
・能力:高速移動
・家族:父(死亡)・母(死亡)・姉(ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ)
・最後:ウルトロンの銃弾を受け、死亡
・演:アーロン・テイラー・ジョンソン(代表作:映画『キックアス』)
【アメコミ映画クイックシルバー2人いる問題】https://t.co/NzeBfdCXqK
MCUのピエトロ、X-menのピーター。超高速で走り抜ける同じような男が2人いる問題を図にしました。←『X-MEN フューチャー&パスト』
→『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ ウルトロン』 pic.twitter.com/oAa13bu9sP
— ウラケン・ボルボックス📕『侵略!外来いきもの図鑑』🐢好評発売中🐝‼️ (@ulaken) May 5, 2019
まとめを見ての通り、2人のクイックシルバーは、原作のクイックシルバーの生い立ちをちょっと変えたり、それぞれを踏襲したりしていますよね。
しかし、どちらも本筋をたどれば「MARVEL」作品じゃないか!と思いますよね。
何故このようなことになったのでしょうか。
『アベンジャーズ2』のクイックシルバーの死は権利の問題が理由との噂があります。既に『X-MEN』で実写化されていて、権利を持つのは20世紀FOX。マーベル・スタジオは1作品のみの登場が許されたんだとか。pic.twitter.com/9ugveFeB4U
— アメコミライフ (@AmeComiLife) November 14, 2015
そう、完全なる大人の事情が原因なんです。
元々20世紀FOX社は、X-MENに関するミュータント関連の権利を所持していました。
どうしてかというと、MARVEL社は当時お金がなかった。
その為、泣く泣く「X-MEN」に関係するミュータントの権利を売ってしまいます。
しかしながら、MARVEL社は昨今のMCUのバカ売れで巻き返してきています。
当然ながら、MCUでもミュータントを登場させたかったでしょう。
しかし過去に「X-MEN」やミュータントにかかる権利を売ってしまったことから、ミュータントというキャラクター設定が使用できない!
どうしようと考えた時に、「あ、じゃあヒドラの人体実験で超能力を得たことにしよう!」こうなったわけです。
お気づきのMCUファンのあなた!
その通り!先ほどお話の通り、X-MENやミュータントにかかる権利は、20世紀FOX社にあります。
その為、MCUでのピエトロとワンダは、通り名が使われなかったのです!
これで、ピエトロが”クイックシルバー”と作中で呼ばれない理由に、納得行ったのではないでしょうか?
今年一番のニュースになったと思います。
これにより、ディズニー社参加となているMCUと、20世紀FOX社のでの合同事業が開始されます。
どういうことかというと、「X-MEN」がついにMCUに合流、作品もリブートされるとのこと!
そのため、2019年6月に公開された「X-MEN:ダークフェニックス」で、20世紀FOX社の関わる「X-MEN」は最後になりました。
その為、20世紀FOX社の「X-MEN」が、ここで終止符を打たれたわけです。
これに影響してか、製作が進んでいたX-MENの人気キャラクターのスピンオフ映画『ガンビット』の製作もいったん白紙になったり、『ニューミュータンツ』の製作も延期されています。
あ でもFOXがディズニー傘下になって一昨年とはもう事情が一気に変わっちゃったから、ガンビットともどもマルチプルマン(いま調べた)も一旦凍結か・・・せめてニューミュータンツの完成にだけは漕ぎつけられてほしい。ダークフェニックス、盛り上がりには欠けれども良かったもん。 #Xメン
— 柿沼瑞輝 (@kakinuma_mizuki) July 1, 2019
様々な期待や不安も入り混じりますが、完全買い戻し後のMCUには、3人目のクイックシルバーが登場するのでしょうか?!
ドキドキしますね!
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