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もはや世界規模のヒットシリーズとなったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)、そして11年かけて描かれた戦いの集大成である「アベンジャーズ/エンドゲーム」。
筆者も公開初日の朝に劇場に駆けつけ、公開終了まで述べ3回この作品を鑑賞し、その度に壮大に描かれたトニーやキャプテンをはじめとするヒーロー達の戦いに涙しました。
今回の記事では、そんな「エンドゲーム」に散りばめられたイースターエッグやトリビアについて解説して行きたいと思います。
冒頭、ちょうど「インフィニティウォー」のラストと同じ時間軸で娘のライラに弓の稽古をつけるホークアイの姿が描かれました。
アメコミにおいてはホークアイの教えを受けたのはケイト・ビショップという少女なのですが、今作に登場したライラは後にディズニープラスで配信予定のホークアイの単独ドラマに出演するそうです。
そのドラマでは「継承」の物語が語られると言われているため、ライラが今後ホークアイの跡を継ぐ可能性はかなり高いのではないでしょうか。
個人的にはクリントと家族ぐるみの付き合いにあり、エンドゲームで命を落としてしまったブラック・ウィドウも思わせる要素も入っていてほしいところです。
物語序盤で「アントマン&ワスプ」の時に量子世界に閉じ込められていたアントマンが現実に帰還するシーンなのですが、この場面でスコットのバンが置かれている倉庫のナンバーが「616」とあります。
この数字はMCU世界上に存在すると言われる平行世界の地球と比較した際にアベンジャーズ本編が描かれている地球を指すナンバーで、「マイティ・ソー/ダークワールド」においてセルヴィグ博士の黒板にもちらっとこの番号が書かれていました。
アメコミでもこれは正史世界を表すナンバーであり、これは「インフィニティ・ウォー」でストレンジが示唆した1600万分の1のルートを通っているということのメタファーであり、今後のMCUの展開を暗に仄めかしているのかもしれません。
また、MCUフェーズ3完結編となる「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」の予告編でもミステリオがこの数字について言及しています。
中盤でキャプテンがグループセラピーを開いているシーンで、「ウィンター・ソルジャー」「シビルウォー」「インフィニティ・ウォー」「エンドゲーム」で監督を務めたルッソ兄弟の兄ジョー・ルッソ氏が出演してます。
もしかしたらこの世界では弟の方も存在していたけれど、サノスの指パッチンで消えてしまったのかもしれませんね。
また、他にもこの会にはサノスを1973年に描いたジム・スターリン氏も登場しています。
中盤のナターシャがアベンジャーズ基地でローディやオコエ、キャプテンマーベルといった5年後もヒーロー活動をしている者達との会合シーンで、会議の終わりにキャプテンマーベルがローデに軽い挨拶をしてから立ち去るのが描かれました。
実はアメコミの方ではキャロルとローディは恋仲であるため、このシーンはその伏線だと言われています。
また「インフィニティウォー」で恋人関係になっていたヴィジョンとワンダも、「エイジ・オブ・ウルトロン」において一瞬視線が絡む描写がありました。
相棒であったトニーを失ったローディですが、今後はキャプテンマーベル のバディとして活躍する日が来るかもしれませんね。
また、キャロルが全く年をとっていないため誤解されがちですが、二人は年齢が近い可能性が十分にあります。
またアメリカの正規の軍人であったという共通点もあるので、意外と親密になる要素はあるのです。
2013年のニューヨークでキャプテンがロキの杖を奪取するためにエレベーターに乗り込んでストライクチームに囲まれる状況が発生するのですが、言わずもがなこれは本作と同じルッソ監督の「ウィンタソルジャー」からのセルフオマージュです。
またこの時にキャプテンが発する「ハイルヒドラ」発言ですが、これはコミックでヒドラの配下となった別の時間軸のキャプテンが発した物でした。
70年代のシールド基地でピム粒子を奪うためにキャプテンが侵入したハンク・ピム博士の研究室で、コミック版で初代アントマンの物であったヘルメットが置いてありました。
「アントマン」で描かれた描写ではピム博士が過去で身につけていたアントマンスーツはスコットの物と同じスーツでしたが、もしかしたらこのコミック版のスーツを身につけて戦っていたじきもあったのかもしれませんね。
同じく70年代のシーンで、ドラマ「エージェント・カーター」に登場したハワード・スタークの執事であるジャーヴィスが登場しました。
MCUはこれまではドラマ版との繋がりが薄く、その登場人物が登場するということはなかったのですが、ドラマの方も追っていたという人はまさかのサプライズに驚いたのではないでしょうか。
願わくば、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」で活躍しているコールソンも「エンドゲーム」に登場して欲しかったのですが、そちらの方は叶いませんでした。
これは、「エンドゲーム」がただでさえ敷居が高いため、観客にドラマ版の予習まで求めないようにするための配慮なのだそうですが、トニーやキャップがコールソンと再会するところを見たかった筆者としては残念なところです。
最終決戦の場でキャプテンが独りサノス軍と対峙した時に、無線でファルコンが最初に呼びかけてくるセリフです。
これもまた「ウィンター・ソルジャー」で印象的に使われていたセリフのオマージュなのですが、日本語字幕も吹き替えも「ウィンタソルジャー」時の「左から失礼」「左失礼」などではなく、「左を見ろ」と訳されていました。
個人的には一発でファルコンとわかる名演出なだけに、ここは訳も合わせて欲しかったところです。
最終決戦でインアフィニティ・ストーンを揃えたトニーがサノスに言う「私はアイアンマンだ」という台詞ですが、これはもちろん始まりとなった「アイアンマン」一作目からの引用です。
また、トニーの葬式のシーンでは彼が一作目の時につけていた「トニー・スタークにもハート(心)がある」という言葉が書かれたリアクターを流すシーンがありますが、一連のこの流れは涙なしには見れませんでした。
もう一つトニーの葬式のシーンで話題を呼んだのが、MCUのオールスターキャストの中に混じる謎の青年です。
実は彼、「アイアンマン3」にも登場しトニーと交流を深めた少年ハーレーキーナーの成長した姿であると判明しました。
演じている俳優も同じ人なのですが、その成長ぶりには監督も最初会った時に誰かわからなかったそうです。
葬式にまで呼ばれているということは「アイアンマン3」後もトニーとの交流が結構続いていたのでしょうね。
ピーターのことを良く気に掛けたり、「シビル・ウォー」では学生基金を立ち上げたトニーですから、若者には何かと甘いのかもしれません。
戦いの後で別の時間軸で自分の人生を生き、現代に帰還した年老いたスティーブがサムにヴィヴラニウムの盾を渡しましたが、サムはアメコミの方でも2代目キャプテンアメリカであり、翼と盾で戦うヒーローなのです。
彼のその後の活躍はドラマ「ファルコン&ウィンターソルジャー」で語られることでしょうから、今から楽しみで仕方ありません。
物語の終わり、ストーンを返し終わったキャップが自分の時代を生きることを決意し、ペギーとようやく約束のダンスを踊るシーンで流れていた曲ですが、これは戦争から帰還した兵士を恋人が迎える歌です。
長い長い戦いからようやく自分の家に戻れたスティーブに相応しい歌だと言えますね。
エンドロロール後に流れた鉄を叩く音ですが、これは「アイアンマン」の序盤でトニーが初めてスーツを製作した時の音です。
またこの時に叩かれていた回数は6回と、アイアンマン、キャプテンアメリカ、ソー、ハルク、ブラックウィドウ、ホークアイというアベンジャーズ初期メンバーと同じ回数であり、まるで彼らを讃えているかのように聞こえました。
ここまで「エンドゲーム」のイースターエッグについて解説してきました。
公開は終わってしまいましたが、もっとたくさんの小ネタが詰め込まれていると思いますので、レンタルや映像ソフトの販売が始まったらまた何度でも楽しんでみてください。
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