アメコミ映画(MCU・DCEUなど)を何倍も楽しむ、ニワカもマニアも歓迎のアメコミ情報サイト。キャラクター考察、公開情報まとめ、映画の展開予想などなど。

ドルマムゥとは?強さと魅力、原作の設定を徹底解剖。今後もドクターストレンジに登場する?

アバター
この記事を投稿した人
あさひなペコ
元々映画(SF・冒険・アクション)が大好きだったが、MARVELに出会って人生変わったオタクライター。 自分が気に入った作品は王道の作品からマイナー作品に至るまで、コミックス含め、独自に深掘りを行う。

映画「」では、まさかのラスボスとして登場したドクター・ストレンジ最大のライバルの一人である「ドルマムゥ」。

コミックス版「ドクター・ストレンジ」や「マブカプ」こと「MARVEL VS CAPCOM」を知っているあなたは、すでに知っていると思いますが、映画版「ドクター・ストレンジ」だけのあなたは「アンタ誰?」ってなったのではないでしょうか。

ドルマムゥとは、いったい何者でしょうか。

今回は、「ドクター・ストレンジ」作品には欠かせないヴィラン・ドルマムゥについて、「ドクター・ストレンジ」オタクの筆者が徹底解剖します。

ドルマムゥとは?

燃え盛る頭に、正体不明の顔。その正体は異次元のロボットにして「カオスディメンション(混沌次元)」から「ダークディメンション(暗黒次元)」へ追放された……というのが、原作コミックスの設定です。

ドルマムゥとは、魔術師であり医者のドクター・ストレンジの古参宿敵のひとりです。

その性格は邪悪で、欲望の深さはとどまることを知りません。

コミックス版「ドクター・ストレンジ」では欠かせないヴィラン(悪役)キャラで、これまでサッパリ知名度がなかったのです。

それもそのはず。映画版「ドクター・ストレンジ」でも、登場が終盤で、しかもイマイチぱっとしないのです(泣)

しかしながら、ドルマムゥを倒す方法は現時点でどのバージョンにも存在しないという設定になっています。(格ゲーでは別です笑)

最初はロボット設定、現在は怪獣!?

ドルマムゥのコミックス初期設定や「マブカプ」内での設定は、「頭が燃え盛る人形型ロボット」という設定でした。

しかし、近年でのドルマムゥは、「全身が燃え盛る巨大怪獣」、さらにMCUで登場したドルマムゥは「暗黒次元を支配する邪悪な存在」として描かれています。

こうして、設定を比較するのも面白いのが、マーベルの世界なのです。

伝説的格ゲー「マブカプ3」で人気急上昇!

しかし、そんなドルマムゥに光が当たったのが、人気格闘ゲーム「マブカプ3」こと「MARVEL VS CAPCOM 3」でした。

この「マブカプ」シリーズは、MCUができる前から一部のゲームファンの間で大人気の格闘ゲームだったのです。

この「マブカプ」シリーズ3作品目に、なんとドルマムゥが満を持して登場!以降から日本でもその認知度があがり、次第に新しいドルマムゥファンを生み出すという現象が起きたのです。

それはなんとゲーム内での、煽りながらも紳士的な口調だから、という理由なんだとか。

ドルマムゥの呼び方問題

現在はアニメ「ディスク・ウォーズ:」の影響もあり、「ドルマムゥ」呼びで統一されていますが、かつては「ドーマムゥ」などと呼び方に揺れがありました。

ドルマムゥの能力は?恐るべき4つの力

ドルマムゥがどんなヴィランかわかったところで、続いてドルマムゥの基本的な能力を見ていきましょう。

1)圧倒的魔力の持ち主

ドルマムゥは、魔術に対しての知識が膨大で、特に炎を操る魔術を得意としています。

それだけでなく、次元を転移させたり、時間を超える術、それに魂や生命を操作する魔術を駆使するだけでなく、惑星規模での記憶改ざんなどもおこなうほどの高度な魔力を有しています。

さらに、MCUのドルマムゥは、惑星を串刺しにしたり、口から破壊光線を出すなど、その攻撃方法からも圧倒的魔力を持つヴィランであることがうかがえます。

そのレベルはドクター・ストレンジの魔術をはるかに上回るため、ドクター・ストレンジですらもドルマムゥを相手取るのはかなりの困難といえます。

相手をダークディメンションに引きずり込んだら負けなし

高度な魔力を持っているため、相手を自分の世界であるダークディメンションに引きずり込んだら最後、ドルマムゥの一人勝ちです。

ダークディメンションでのドルマムゥはもはや全知全能に限りなく近い存在となるのです。

どのくらい最強かというと、ヴィラン最強と言われる「ギャラクタス」と互角に渡り合え、ヒーロー側の最強格に位置するハルクを瞬殺、というレベルです。

MCUのドルマムゥも、地球をダークディメンション(暗黒次元)に引きずり込むことを侵略の第一目標に掲げていましたので、ここは原作を踏襲している設定です。

2)肉体の巨大化

ドルマムゥ自体が肉体を持たないエネルギー生命体です。

そのため、その大きさを惑星規模まで巨大化することができます。ドルマムゥを描いたイラストの中には、地球を手のうちに収める物もあるくらいです。

MCU版でも、巨大な体躯で描かれており、その登場は顔だけでしたよね。

顔の大きさでもドクター・ストレンジが小粒に見えるほどなので、その巨大さは目に見てわかります。

3)実はサノスと似た”頭脳派”

ドルマムゥはなんと、あの強大なヴィラン・サノスと同じく、頭脳派のヴィランとしても有名です。

ドルマムゥは圧倒的な力や実力を持つヴィランというだけでなく、高い戦略的な知識を持っています。

ドルマムゥが好むのは、力での破壊行為よりも、巧みに人を欺く策略を張り巡らせる頭脳派なのです。

映画でドルマムゥを演じたのは?

映画「ドクター・ストレンジ」でドルマムゥを演じたのは、ドクター・ストレンジと同じく俳優のベネディクト・カンバーバッチです!

なんと、ドルマムゥを演じるにあたり、ベネディクト・カンバーバッチはドルマムゥを「以前のストレンジが持つ傲慢さの象徴」と解釈し、自らの希望で演じたようです。

ドルマムゥの顔は、ベネディクト・カンバーバッチ本人の顔がベースとなっており、モーション・キャプチャーが用いられたんだとか。

これに、ベネディクト・カンバーバッチ本人の声と監督も知らないイギリス人俳優の声を合成したものを使用しているそうです。

 原作でのドルマムゥはほかのヴィランと絡みがある!?

一方、原作のドルマムゥはというと、他のヴィランとの絡みがあることでも有名です。

自分が悪事を企てるときに、そのほとんどはほかのヴィラン達へ自ら働きかけ、共闘することを持ちかけることもあるからなのです。

そのため、魔界へ自ら赴くこともあり、ゴーストライダーのヴィランであるメフィストやその息子ブラックハートなどといった魔王との会談を開いたこともあるんだとか。

メフィストについては、こちらの記事(リンクを貼る)でも紹介しているので、併せてご覧ください!

まとめ

ドクター・ストレンジの宿敵のひとり、ドルマムゥについて徹底解剖していきました。

MCUでは、ドクター・ストレンジのほうが一歩上手を行くことができ、ドルムマムゥは地球から手を引きました。

しかし、サノスの「指パッチン」による混沌が起こった地球を再度狙う可能性は否定できません。

さらに、原作設定でも他のヴィランと協力関係を持っているということもあるので、再登場は大いにあり得ますよね。

今回の記事でドルムマムゥについて興味がわいたあなたは、映画や「マブカプ」、それにコミックスでさらに知識を深めてみてください。

アバター
このサイトをつくった人
うた
このサイトの編集長(@amecomi_movie)です。社壊人しながらアメコミ映画の情報とか配信してます。ヘイムダルとヨンドゥ好き;;DCもMARVELも好き。アメコミ映画を味が出なくなるまで堪能したい人、ガンガン絡んで欲しい。お絵描きします。