セレスティアルズとは?マーベル最強種族ってホント!?その強さと正体は?
2021年、いよいよMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)フェーズ4がスタートし、MCUも新しいスター…
映画「ドクター・ストレンジ」では、まさかのラスボスとして登場したドクター・ストレンジ最大のライバルの一人である「ドルマムゥ」。
コミックス版「ドクター・ストレンジ」や「マブカプ」こと「MARVEL VS CAPCOM」を知っているあなたは、すでに知っていると思いますが、映画版「ドクター・ストレンジ」だけのあなたは「アンタ誰?」ってなったのではないでしょうか。
ドルマムゥとは、いったい何者でしょうか。
今回は、「ドクター・ストレンジ」作品には欠かせないヴィラン・ドルマムゥについて、「ドクター・ストレンジ」オタクの筆者が徹底解剖します。
もくじ
燃え盛る頭に、正体不明の顔。その正体は異次元のロボットにして「カオスディメンション(混沌次元)」から「ダークディメンション(暗黒次元)」へ追放された……というのが、原作コミックスの設定です。
ドルマムゥとは、魔術師であり医者のドクター・ストレンジの古参宿敵のひとりです。
その性格は邪悪で、欲望の深さはとどまることを知りません。
コミックス版「ドクター・ストレンジ」では欠かせないヴィラン(悪役)キャラで、これまでサッパリ知名度がなかったのです。
それもそのはず。映画版「ドクター・ストレンジ」でも、登場が終盤で、しかもイマイチぱっとしないのです(泣)
しかしながら、ドルマムゥを倒す方法は現時点でどのバージョンにも存在しないという設定になっています。(格ゲーでは別です笑)
ドルマムゥのコミックス初期設定や「マブカプ」内での設定は、「頭が燃え盛る人形型ロボット」という設定でした。
しかし、近年でのドルマムゥは、「全身が燃え盛る巨大怪獣」、さらにMCUで登場したドルマムゥは「暗黒次元を支配する邪悪な存在」として描かれています。
こうして、設定を比較するのも面白いのが、マーベルの世界なのです。
彼はドルマムゥというよりドーマムゥで割と紳士的な物言いでマヴカプ3の専用BGMがドチャクソかっこいいというのを知ってて頂きたい。 pic.twitter.com/m5fmR1JwXX
— マニ屋/maniya (@sota_marvel) May 17, 2019
しかし、そんなドルマムゥに光が当たったのが、人気格闘ゲーム「マブカプ3」こと「MARVEL VS CAPCOM 3」でした。
この「マブカプ」シリーズは、MCUができる前から一部のゲームファンの間で大人気の格闘ゲームだったのです。
この「マブカプ」シリーズ3作品目に、なんとドルマムゥが満を持して登場!以降から日本でもその認知度があがり、次第に新しいドルマムゥファンを生み出すという現象が起きたのです。
それはなんとゲーム内での、煽りながらも紳士的な口調だから、という理由なんだとか。
現在はアニメ「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」の影響もあり、「ドルマムゥ」呼びで統一されていますが、かつては「ドーマムゥ」などと呼び方に揺れがありました。
ドルマムゥ
— MARVELキャラクター紹介bot (@MARVEL_chara) November 5, 2018
能力:自らの質量を変化
爆発
時空移動
テレパシー
高い戦略的知識
ダークディメンションの王。
異次元カオスディメンションのエネルギー生命体・ファルティナが機械の肉体を得たため、ダークディメンションへと追放された。pic.twitter.com/BFeRb5XYWK
ドルマムゥがどんなヴィランかわかったところで、続いてドルマムゥの基本的な能力を見ていきましょう。
ドルマムゥは、魔術に対しての知識が膨大で、特に炎を操る魔術を得意としています。
それだけでなく、次元を転移させたり、時間を超える術、それに魂や生命を操作する魔術を駆使するだけでなく、惑星規模での記憶改ざんなどもおこなうほどの高度な魔力を有しています。
さらに、MCUのドルマムゥは、惑星を串刺しにしたり、口から破壊光線を出すなど、その攻撃方法からも圧倒的魔力を持つヴィランであることがうかがえます。
そのレベルはドクター・ストレンジの魔術をはるかに上回るため、ドクター・ストレンジですらもドルマムゥを相手取るのはかなりの困難といえます。
高度な魔力を持っているため、相手を自分の世界であるダークディメンションに引きずり込んだら最後、ドルマムゥの一人勝ちです。
ダークディメンションでのドルマムゥはもはや全知全能に限りなく近い存在となるのです。
どのくらい最強かというと、ヴィラン最強と言われる「ギャラクタス」と互角に渡り合え、ヒーロー側の最強格に位置するハルクを瞬殺、というレベルです。
MCUのドルマムゥも、地球をダークディメンション(暗黒次元)に引きずり込むことを侵略の第一目標に掲げていましたので、ここは原作を踏襲している設定です。
ドルマムゥ自体が肉体を持たないエネルギー生命体です。
そのため、その大きさを惑星規模まで巨大化することができます。ドルマムゥを描いたイラストの中には、地球を手のうちに収める物もあるくらいです。
MCU版でも、巨大な体躯で描かれており、その登場は顔だけでしたよね。
顔の大きさでもドクター・ストレンジが小粒に見えるほどなので、その巨大さは目に見てわかります。
ドルマムゥはなんと、あの強大なヴィラン・サノスと同じく、頭脳派のヴィランとしても有名です。
ドルマムゥは圧倒的な力や実力を持つヴィランというだけでなく、高い戦略的な知識を持っています。
ドルマムゥが好むのは、力での破壊行為よりも、巧みに人を欺く策略を張り巡らせる頭脳派なのです。
Marvelの世界では超やべー奴が存在して、その一人がドルマムゥです。サノスも超やべー奴のひとりです。あとギャラクタスとかメフィストとかもやべーと思う。
— 松(A・TYPEcorp.) キラーズ1巻発売中! (@atype55) May 17, 2019
#ドクターストレンジ
— のり天 わさびしょうゆ (@MARVEL_ARISAN) May 17, 2019
実はベネディクト・カンバーバッチさん、ドクターストレンジとドルマムゥの二役を演じています pic.twitter.com/O7c8QAdUD3
映画「ドクター・ストレンジ」でドルマムゥを演じたのは、ドクター・ストレンジと同じく俳優のベネディクト・カンバーバッチです!
なんと、ドルマムゥを演じるにあたり、ベネディクト・カンバーバッチはドルマムゥを「以前のストレンジが持つ傲慢さの象徴」と解釈し、自らの希望で演じたようです。
ドルマムゥの顔は、ベネディクト・カンバーバッチ本人の顔がベースとなっており、モーション・キャプチャーが用いられたんだとか。
これに、ベネディクト・カンバーバッチ本人の声と監督も知らないイギリス人俳優の声を合成したものを使用しているそうです。
マーベルは『Dr.ストレンジ』誌で6月から展開される新ストーリー“ヘラルド・シュプリーム”を発表。
— アメコミ通信社 (@amecomi_tsushin) March 14, 2019
ストレンジ、ドルマムゥ、ギャラクタスの同盟が、マルチバースにかつてない危険を招く!https://t.co/oxmvsd6YYK pic.twitter.com/MsyTr0Mkl4
一方、原作のドルマムゥはというと、他のヴィランとの絡みがあることでも有名です。
自分が悪事を企てるときに、そのほとんどはほかのヴィラン達へ自ら働きかけ、共闘することを持ちかけることもあるからなのです。
そのため、魔界へ自ら赴くこともあり、ゴーストライダーのヴィランであるメフィストやその息子ブラックハートなどといった魔王との会談を開いたこともあるんだとか。
メフィストについては、こちらの記事(リンクを貼る)でも紹介しているので、併せてご覧ください!
#アベンジャーズ#ドクターストレンジ
— 青空-TF・特撮・映画・アメコミ・MARVEL・DC人生- (@ao_zooora) April 26, 2019
ドクターストレンジの無限ループ取り引きに敗れたドルマムゥが続編で全身込みで再び登場することを願うばかりです。マーベルのヴィランの中でも筋金入りの強さを誇るヴィランなので。 pic.twitter.com/Yr2PO5jwx1
ドクター・ストレンジの宿敵のひとり、ドルマムゥについて徹底解剖していきました。
MCUでは、ドクター・ストレンジのほうが一歩上手を行くことができ、ドルムマムゥは地球から手を引きました。
しかし、サノスの「指パッチン」による混沌が起こった地球を再度狙う可能性は否定できません。
さらに、原作設定でも他のヴィランと協力関係を持っているということもあるので、再登場は大いにあり得ますよね。
今回の記事でドルムマムゥについて興味がわいたあなたは、映画や「マブカプ」、それにコミックスでさらに知識を深めてみてください。
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