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1作目と2作目は神々の世界での戦いを壮大に描き、3作目でコメディチックながらも壮大な冒険活劇で見事に新たな境地を開拓し、ファンだけでなく主演のクリス・ヘムズワースからも続編の製作が望まれていた『マイティ・ソー』シリーズの第4弾が帰ってきます!
全世界のソーファンの方は狂気乱舞したのではないでしょうか。
筆者もその1人で、第一報が各ニュースサイトを駆け巡った時はマーベル公式から発表されるまでは迂闊に喜ばないようにはしつつも、口元がニヤけるのを抑えられない、まさに夜神月ばりの「まだだ、まだ笑うな」状態でした。
そんな次回作の副題はなんと『ラブ &サンダー(原題)』です。
『ダークワールド』、『ラグナロク(邦題:バトルロイヤル)』と神話チックな名前が続いていただけに、前作の明るい作風を彷彿とさせるようなタイトルに期待が高まります。
タイトルロゴも70〜80年代を思わせるレトロチックな物になっており、そのままドット絵ゲームのタイトル画面に使用しても違和感がなさそうですよね笑
ここまで来たら、邦題もダサダサな物にして欲しい気持ちがあります。
かつて『ラグナロク』を『バトルロイヤル』と変えて物議を醸したことがあるだけに、注目が集まります。
そんな『ソー』第4作は、現時点で公開されている情報は決して多くはないものの、どれもファンにとっては衝撃的なものばかりでした。
この記事では、現時点で公開されている『ラブ &サンダー』の情報についてご説明していきますので、ぜひ今から映画の展開を予想してみてください!
おそらく今回公開された情報の中で最も衝撃的だった内容が、ソーの恋人ジェーン役のナタリー・ポートマンのシリーズ復帰だったのではないでしょうか。
ジェーンはシリーズにおいて重要な役割を果たしていたもの、3作目となる『マイティ・ソー/バトルロイヤル』には登場せず、一般人との会話でソーが「ジェーンとは別れた」と語るのみでした。
一時はナタリー・ポートマンとマーベルの不仲説が唱えられたりもしていただけに、彼女の復帰にはひとしおの感動があります。
ナタリーの復帰に関しては、『バトルロイヤル』の監督を務め『ラブ &サンダー』でもメガホンを取ることになるワイティティ監督と2018年の時点で話し合いが設けられたと報じられていましたが、それがおそらく今作の出演に関する計画だったのでしょうね。
ジェーンは『アベンジャーズ・エンドゲーム』においても『ダークワールド』時代のアスガルドにタイムジャンプをした際に登場していましたが、これは『ダークワールド』のお蔵入り映像を使用したものでした。
そのため正式なシリーズ復帰は第4作目からと言えるのです。
ただ復帰するだけでも衝撃的なのに、ジェーンはなんと”マイティ・ソー”そのものとなり、ムジョルニアを握る展開が待ち受けているというのです。
ムジョルニアはご存知の通りソーがずっと愛用していたハンマーであり、現在の映画世界の時間軸では失われてしまっています。
『エンドゲーム』においては劇中で過去の時代から拝借してきたものをソーやキャプテン・アメリカが振るいましたが、それもキャプテンによって元のタイムラインに返却されました。
だとしたら、『ラブ &サンダー』ではどうやってムジョルニアが登場するのか、またジェーンがどのような経緯でソーと呼ばれるに相応しいパワーを得るのか、今から期待で胸が高鳴りますね!
『バトルロイヤル』で初登場し、『エンドゲーム』でソーによって新生アスガルドの女王に任命されたヴァルキリーですが、実は彼女はバイセクシャルであるということが「バトルロイヤル」公開当時から認められていました。
『バトルロイヤル』の本編では回想でほのかに匂わす程度だったこの設定ですが、最新作『ラブ &サンダー』ではセクシャルマイノリティを描くという意味でも本格的に描写されるそうです。
ジェーンが新たなソーとなりムジョルニアを握ると来れば、自然と彼女とのロマンスを想像してしまいますよね。
そんな予想を裏付けるかのように、「最新作でヴァルキリーは新たな王を探している」とすでに語られています。
どういう経緯でソーから任せらせたはずの王という役割の代わりをヴァルキリーが探しているのかは謎ですが、ここまで来ればヴァルキリーがジェーンに恋をするという展開も想像に固くないのではないでしょうか。
ヴァルキリーとジェーン、2人のカップルは見てみたいような気もしますが、その場合ソーはどのようなリアクションを取るか気になりますね。
また、セクシャルマイノリティの一面を持ったキャラクターは『ラブ &サンダー』だけでなく、映画『エターナルズ』にも登場するとのことです。
『ブラックパンサー』においてマイノリティの側の人物たちだからこそ描ける物語を作り上げたマーベルだけに、今から彼女たちが映画世界においてどんな役割を果たしていくことになるのかということに注目が集まります。
これを執筆している2019年7月時点ではジェーンやヴァルキリーに関する話題はたくさん上がっているものの、肝心の主人公であるはずのソーに関する情報はほとんど出ておりません。
彼は『アベンジャーズ/エンドゲーム』において、サノスの狂気から宇宙を救えなかった自責の念から引きこもりになってしまい、劇中で経過した5年間の月日の中で見事に太った体となり良くも悪くもファンに大きな衝撃を与えました。
最終的にはヒーローとしての自分を取り戻し、サノス打倒後はヴァルキリーにニューアスガルドを任せガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの面々と宇宙に旅立っていったのですが、その心には傷を残したままです。
そんな彼は果たして『ラブ &サンダー』において地球に戻ってくるのでしょうか?
それとも彼は登場せず、ジェーンに主役が交代するのでしょうか?
個人的には『エンドゲーム』劇中において、2014年のアスガルドで太った状態ジェーンに会うのをソーがためらい、2人の再会は果たされなかったため、物語的にも、ジェーンのソーの肉体に対するリアクションが見たいという意味でも、『マイティ・ソー』劇中で2人が再び巡り会うのを願ってしまいます。
ソーは親しい人々を次々と失いながらも戦い続け、2作目でヒーローとしての自分の側面を認め、3作目で王としての器に目覚めました。
しかし、その役割はどれも生まれ持った宿命であり彼自身が本当に望んだ自分ではないことに『エンドゲーム』におけるフリッガとの会話で気づいたソーは、新たな自分を見つけ(あるいは探すために)今もこの宇宙のどこかを旅しています。
そんな彼が次に我々の前に姿を見せてくれるときはどんな感動を与えてくれるのか、ファンとしては心待ちでないのではないでしょうか。
ストームブレイカーを手にしたソーと、ムジョルニアを手にしたジェーンが並んだ絵を今から心待ちにして待ちましょう。
また、原作のアメコミにはレディロキというキャラクターも存在していますので、ここまで来たら彼女にも登場してもらいたいですね。
ソーシリーズのファミリーでありながも、『バトルロイヤル』では出番がなく、その後の行方もわからないキャラクターとしてレディ・シフが挙げられます。
これは単純にシフを演じるジェイミー・アレクサンダーのスケジュールの都合だったのですが、そのおかげでウォリアーズスリーのようにヘラに殺害されることを避けることができたのも事実です。
そんなシフの『ラブ&サンダー』での出番ですが、公式には未だ名言されていないものの、ジェイミー・アレクサンダー本人はSNSにおいてヴァルキリーの新たな女王候補に立候補していました。
シフもかつてはソーに恋心があるとおもわしき描写があっただけに、再登場してほしいというのがファンとして正直なところです。
また、もし本当に『ラブ&サンダー』でヴァルキリーとの絡みもあるのなら、かつてのアスガルドを知る女傑同士がタッグで戦うのをぜひ見てみたいですね!
ここまで現時点の『ラブ &サンダー』の公開情報についてまとめてきました。
よもやこんなに早く『マイティ・ソー』の最新作が見られるとは思っていなかったため、初報から時間が経った今でも筆者は興奮冷めやらない状態です。
その内容もジェーンがマイティ・ソーとなるなど、衝撃的なものばかりでした。
ちなみにソーも登場するのではと言われている『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーvol.3(原題)』ですが、こちらはMCUフェイズ4の予定に組み込まれていないため、より一層ソーがどうなるのかということに関心が寄せられます。
『GotG3』では『エンドゲーム』でソーと見事なコンビっぷりを見せてくれたロケットの最期(寿命)が描かれるというだけに、こちらにもぜひソーに登場してほしいところですね。
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