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MCUの集大成となった映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、映画『アントマン』シリーズに登場した「ピム粒子」という物質が、絶望からの打開策となりました。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のキーアイテムともなった「ピム粒子」のこと、ご存じですか?
今回は、原作での設定も含めて、「ピム粒子」に焦点を当ててお話をしていきたいと思います。
もくじ
アントマン
— MCUクソ解説bot (@MVLcommentary) October 30, 2019
ピム粒子というトンデモ科学で小さくなったり大きくなったりして戦う。あと蟻を操れる。
小さくなると質量そのままに密度が増すのでパンチ1発が銃弾レベルになるらしい。巨大化時の原理は不明。
ヒーローなのに巨大化して高笑いするという悪役フラグを立てて見事にすっ転ばされた。
そもそもピム粒子っていったい何でしょうか?
「アントマン」シリーズをすでにご覧になっているあなたはご存じかと思いますが、改めて簡単に説明していきましょう。
ピム粒子とは、簡単に言うと『物質の大きさを自由自在に変えることのできる』物質です。
これは、ハンク・ピム(原作だと:ヘンリー・ハンク・ピム)博士が発見していています。
『ピム粒子』を使用することで、自分自身の身体や武器などのサイズを小さくしたり、大きくしたりということが可能なのです。
映画では、「物質の分子間の距離を縮めて、サイズを縮小する」というようにピム博士は解説しています。アントマン・スーツと連動しているのが、巨大化と縮小化の仕組みになっていました。
どういうことかというと、「1.5センチのサイズに縮小しても質量はそのままなので、人間の等身大サイズと同じ力を生み出せて、さらに等身大の時と同じ耐久力が生まれる」というもの。
小っちゃくなったとしても、元の身長の時と同じパワーが出せるなんて、すごいですよね。
また、アントマンスーツを着用することで、ピム粒子の副作用をうまく制御するのです。
映画では、この調整器部分が故障して、ピム博士の妻であるジャネットと、アントマン(スコット・ラング)が量子レベルで縮小してしまう、ということが起きました。
アントマンは、ギリギリのところで生還したことは、奇跡であるともピム博士は話していましたもんね。
アントマン/ハンク・ピム
— MARVELキャラクター紹介bot (@MARVEL_chara) September 10, 2017
能力:
天才レベルの知性
ピム粒子によるサイズ変化
バイオスティング
アリと意思疎通
物体の大きさを変化させるピム粒子を発見した天才科学者。自身の身体や武器などを縮小、巨大化させる。ウルトロンの開発者。pic.twitter.com/ZgWFYCs6ov
ここまで、映画『アントマン』におけるピム粒子の話をしました。
では、ピム粒子の原作との設定違いはあるのでしょうか。
映画では、ピム粒子での副作用ともいえる状態から身を守るために、アントマンスーツを身にまとい、ピム粒子を連動させるという使い方をしていました。
『使いすぎると脳に悪影響を及ぼす』という設定が語られていたように、原作のピム博士はというと、情緒不安定な精神が弱いキャラクターとして描かれている節があります。
また、原作ではジャネットにDVを働く等、精神を蝕んだ影響か、数々の失態が明かされています。
これが、ピム粒子が直接関係しているのかどうかの言及はありませんが、少なくともピム粒子の影響も考えられそうです。
しかし、原作と映画に共通して言えるのは、ピム博士がピム粒子を悪用させないように必死に守り抜く、というところ。
この正義感の強さは、原作でも映画でも変わらぬ設定です。
まだアイアンマンすら影も形もない状況で、アントマンのスーツとピム粒子を実用段階に到達させたMCUのハンク・ピム、ハンパないよな……。
— 藤井三打 (@nikuzousui) September 7, 2018
映画『アントマン』を観ていても、ピム博士とトニー・スタークの父であるハワード・スタークが、いかにも犬猿の仲であることが描かれていましたよね。
ピム博士とハワードは、かつてS.H.I.E.L.D.に所属していました。そのエージェント時代に、ピム博士は初代アントマンとして、初代ワスプである妻ジャネットと活動していたのです。
しかしハワードたちが、ピム博士の開発したピム粒子を、博士に黙って複製しようとしたという事件がありました。
ハワードが無断で行ったこの行為は、ピム博士の逆鱗に触れてしまい、ピム粒子が悪用されないためにも、ピム博士はS.H.I.E.L.D.を去った、というわけです。
ここでは、ピム粒子に関連して『アベンジャーズ/エンドゲーム』で出てきた疑問を2つまとめてみました。
サノス軍が過去からこんなにたくさんの軍隊を現在の地球へ送ってこられたのはなぜかわかる方いますか?エボニーマウの天才的頭脳が関係していたら😩
— SENMAN (@marvelsenman) August 7, 2019
もしトニーが地球上にいるサノス軍を全滅と願っていたなら過去のサノス軍のほかの幹部候補の方々がピム粒子を使って何かしらの事が可能になるのかな… pic.twitter.com/waaBtzxuL2
本来、ピム博士以外の人物に複製をすることができなかったピム粒子を、複製した人物が2名います。
サノスの腹心のエボニー・マウと、2014年時代の義娘のネビュラです。
何故複製できたのかというと、彼らの”頭脳”が答えです。
エボニー・マウは、魔術師であり科学の天才というバックグラウンドがあり、ネビュラは”インテリジェント・ロボット”という設定があることが、ジョー・ルッソ監督により明かされています。
この2名が知恵を持ち寄った結果、ピム粒子を大量複製に成功。さらにバナー博士とトニーが開発したタイムマシンをいとも簡単に作り上げ、過去からやってきてアベンジャーズに挑んだのだった。
こう考えると、サノス陣営がいかに恐ろしいかを再確認できるでしょう。
思えばCWでは2人の過去の共通点が彼ら引き裂く決定打になり、EGではそれがピム粒子とテセラクト入手に繋がっていくという対称性があったな。 pic.twitter.com/C3Hcji47UD
— ITO (@stsk3) October 9, 2019
映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、1970年にタイムスリップしたトニーとキャップが、スペースストーンを盗むために、ピム博士の研究室から、ピム粒子を4本盗んでいましたよね。
ピム粒子を4本盗んだことによって、時系列への影響はあったのでしょうか。
キャップがピム粒子を4本盗んだことで、『アベンジャーズ/エンドゲーム』内で最終的にインフィニティ・ストーンを返すことができましたよね。
さらに、キャップの中でずっと心残りだった、恋人・ペギーとのダンスの約束を果たすに至ったのです。
ここからは考察ですが、あのシーンでキャップが年老いた状態で戻ってきたのは、超人血清の無効化説も挙がってきています。
キャップは、超人血清を打ったことで、身体の老化も人よりも遅い状態です。この設定により、キャップが超人結成を発明したアースキン博士に、自分の超人結成の無効化を依頼しなければ、キャップは歳をとることが考えられないからです。
真意は定かではないものの、こういった説が考えられるのも、MCUのいいところですよね。
ピム粒子について、いろんな視点でお話をしてきました。
こういう考察や推論を見てみて、改めて関連のMCU作品を鑑賞してみると、また違った角度で作品を楽しむことができるのではないでしょうか。
フェーズ4の作品が始動するまで、まだまだ時間はたっぷりあります。
これを機に、ピム粒子に焦点を当てながら、関連作品を復習してみてはいかがでしょうか。
ディズニーが2020年にオープン予定のマーベルエリアにはもちろん飲食店も。「その発想はなかった」は、アントマンとワスプがサイズを変える秘密、ピム粒子を食品に応用する実験施設という設定の「PYMテストキッチン」。巨大化したお菓子の切り身?や、一口サイズに縮小した何々、が食べられそうです pic.twitter.com/kg9x0bhRZ6
— Ittousai⚙️Engadget JP (@Ittousai_ej) August 25, 2019
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