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ウルとは?ヴィヴラニウムより強い金属?MCUにアダマンチウムは存在するのか?

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あさひなペコ
元々映画(SF・冒険・アクション)が大好きだったが、MARVELに出会って人生変わったオタクライター。 自分が気に入った作品は王道の作品からマイナー作品に至るまで、コミックス含め、独自に深掘りを行う。

マーベルコミックスMCUの世界には、たくさんの武器と一緒に、金属の名前も登場します。

MCUの中でも、金属にまつわるバックグラウンドは、結構重要なものだったりします。

そして、最近は『/インフィニティ・ウォー』や『アベンジャーズ/エンド・ゲーム』で話題となっている「インフィニティ・ガントレット」の素材が、ソーの故郷であるアスガルドの「」と呼ばれる金属だったことも判明しましたよね。

今回は、話題沸騰の「ウル」を中心に、これまでMCUや映画化されたマーベルコミックスに登場する金属について、お話をしていきたいと思います。

アスガルドの金属「ウル」とは?

最初にお話の通り、「ウル」とは、神々の国・アスガルトにある神秘的な金属のことです。

「ウル」とはもともと、ソーが持っているハンマー「」に使用されている金属でした。
つまり、アスガルドの神々が持つ武器には、「ウル」が使われているのです。

「ウル」を加工できるのはドワーフ族だけ

この神秘の金属「ウル」を加工できるのは、惑星ニダベリアに住むドワーフの鍛冶職人。
特に、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で登場したエイトリの一族は、かねてよりアスガルトの武器を作成しており、優れた冶金技術を駆使し、「ウル」を加工してムジョルニアを作成していました。

「ヴィブラニウム」という金属もある!

MCUには、他にも、宇宙からもたらされた「」という地上最強の金属が存在します。

「ヴィヴラニウム」は、あらゆる衝撃を吸収することができる金属で、地上最強の金属とMCUでは語られています。

「ヴィヴラニウム」は非常に希少な金属で、特定の場所にしか存在しない資源です。

どこにあるのかというと、ブラックパンサーが治めるワカンダ王国と、南極サベッジランドだけ。この2か所では、同じ「ヴィヴラニウム」でも、種類が違うようです。

「サベッジランド産ヴィヴラニウム」は、まだMCUには登場していませんが、今後の登場の可能性もありますね。

ヴィヴラニウムが使われているものとして有名なのは、ブラックパンサーのスーツ、そしてキャプテン・アメリカのシールド、そして『アベンジャーズ/エイジ・オブ・』の敵・ウルトロンのボディです。

「ウル」がMCU史上、最強の金属である理由3つ

では、「ウル」がMCU史上、最強の金属である理由を2つご紹介しましょう。

理由①:ソーのムジョルニアがキャプテン・アメリカのシールドを変形!?

キャプテン・アメリカのシールドは、原作でも破壊されたことがないほどの強さを誇ります。

MCU作品の中で、キャプテン・アメリカはソーの攻撃をシールドで防いでいます。その衝撃にも耐えていたのですが、どうやら原作では、ソーのムジョルニアの力でキャプテン・アメリカのシールドを変形させたというストーリーも!

このことから、「ヴィヴヴラニウム」と比較して、「ウル」の方がやや強度があることがわかります。

理由②:ヴィブラニウム製ボディを持つウルトロンのボディがムジョルニアで溶けた

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では、密輸された「ワカンダ産ヴィヴラニウム」を使い、人工知能・ウルトロンが身体を得ます。
作中で、ソーによるムジョルニアの攻撃で、ウルトロンの外殻が溶けているシーンも!
このことからも、「ウル」最強説が濃厚となってきました。

理由③:「インフィニティ・ガントレット」の素材に選ばれた!

しかし、地上最強の金属「ヴィヴラニウム」は、惑星の人口を半分にまですることの出来る力を持つ「インフィニティ・ストーン」の圧倒的パワーに耐えられる素材ではなかったようです。

ちょうど『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』の物語の後、サノスはエイトリ達に「インフィニティ・ガントレット」の作成を依頼しています。

このことから、 「インフィニティ・ガントレット」には、「ウル」が使用されていたことになります。

現に、「ウル」で作られた「インフィニティ・ガントレット」は、サノスのデシメーション(指パッチン)の最中に、そのパワーには耐えながらも、あんなに美しい金色の素材が見事に黒焦げとなっていたのを覚えていますか?

このことから、「インフィニティ・ストーン」のパワーを制御できるのは、神々の国で採れる金属だけなのだと推測できますね。

」という金属もある!

映画『X-MEN』シリーズがお好きの方にとっては、「アダマンチウム」という金属は非常になじみ深いと思います。

「アダマンチウム」は、「ヴィヴラニウム」を人工的に作ろうとして偶然に生み出された合金のことです。

実は、純粋な強度ではヴィヴラニウムを上回るとされているんです。

どういうことかというと、ゼロ距離で核爆発が起きても耐えることの出来る強度を持っているんです! すごいですよね。

「アダマンチウム」といえば、あのウルヴァリン!

「アダマンチウム」といえば、ウルヴァリンの指と指の間に出てくるかぎ爪が有名です。

ウルヴァリンは、人体実験により「アダマンチウム」が骨格と結合しています。

また、ミュータントとして「ヒーリング・ファクター」という、最強の回復能力を持っています。

「アダマンチウム」は、有毒とされています。

「ヒーリング・ファクター」を持つウルヴァリンだからこそ、体内にアダマンチウムがあっても耐えうることが出来たのですね。

実はコミックス版のウルトロンのボディは「アダマンチウム」が使われていた?!

そうなんです。実はコミックス版ウルトロンは、「アダマンチウム」製のボディだったようです。

しかし、MCU内で「アダマンチウム」ではなく、「ヴィヴラニウム」が使われていましたよね。

製作サイドではここまでの言及がされておらず、変更の理由は謎に包まれていますが、恐らくこれまでのMCUとX-MEN関係の版権を所持していた、20世紀FOX社との版権問題が関わっていたのではないかと考えられます。

MCUに「アダマンチウム」は登場するのか?

現在、ディズニー社の傘下にあるMCUですが、2019年に、20世紀FOXも傘下に加え、これまでバラバラだった「X-MEN」のMCU参戦も夢ではないとされてきています。

版権問題がクリアになった今、「アダマンチウム」のMCU登場の可能性もあると言う訳です!

果たして、「アダマンチウム」の登場は今後有り得るのでしょうか?

MCUに登場する最強金属の戦いもぜひ、注目してみてください!

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このサイトをつくった人
うた
このサイトの編集長(@amecomi_movie)です。社壊人しながらアメコミ映画の情報とか配信してます。ヘイムダルとヨンドゥ好き;;DCもMARVELも好き。アメコミ映画を味が出なくなるまで堪能したい人、ガンガン絡んで欲しい。お絵描きします。