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エンシェント・ワンとは?演じた女優と死の真相、原作の設定を徹底解剖

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あさひなペコ
元々映画(SF・冒険・アクション)が大好きだったが、MARVELに出会って人生変わったオタクライター。 自分が気に入った作品は王道の作品からマイナー作品に至るまで、コミックス含め、独自に深掘りを行う。

天才外科医ストレンジを天才魔術師ドクター・ストレンジへと育てあげた、エンシェント・ワンですが、原作とMCU版では大幅に設定が違うことをご存じですか?

また、設定も微妙に異なるところも、「」の楽しみどころの一つとなっています。

今回は、ドクター・ストレンジを育て上げたエンシェント・ワンという人物を、「ドクター・ストレンジ」オタクの筆者が、MCUと原作視点から徹底解剖していきます。

1.エンシェント・ワンとは?

エンシェント・ワンは、「至高の魔術師(ソーサラー・スプリーム)」の称号を持つ、世界最強の魔術師で、不慮の事故で富も名声も失い、人生転落で悲壮感に駆られたストレンジを導き、最強の天才魔術師へと育て上げた人物です。

エンシェント・ワンは、原作とMCUでの設定がかなり異なることでも有名なキャラクターです。

それぞれを見ていきましょう。

原作での設定は男性!

原作コミックスのエンシェント・ワンは、チベットに住む、カラフルな衣装を身にまとった、豊かな白く長いひげが特徴の老人です。

その年齢は500歳を優に超えていて、まさに”魔術師”という不思議な空気を漂わせています。

魔術のレベルも最強で、長い間、地上の悪魔などによる侵略から地球を守ってきたのです。

MCUでの設定は?

一方のMCU版のエンシェント・ワンは、なんと女性として描かれています!

原作コミックスのファンからしたら、違和感を感じてしまいますよね。

MCU版エンシェント・ワンは、ネパールのカトマンズにある魔術師の総本山「カーマ・タージ」の主であり、「ソーサラー・スプリーム」で、その年齢は原作を大幅に超えた700歳以上という設定です。

なんと、英語だけでなく中国語も堪能なマルチンガルです。にもかかわらず、出自はケルト人という設定に変更されています。

物静かで人格者である反面、ダーク・ディメンションに住まう最悪のヴィラン・ドルマムゥの力をこっそり使っています。

これが、カエシリウスやモルドが彼女から離れた原因にもなっています。

しかしながら、ドルマムゥとは長きにわたって、地球を巡って対立していました。

MCU版エンシェント・ワンを演じたのは誰?

MCU版エンシェント・ワンを演じたのは、イギリス人女優のティルダ・スウィントンです。

ティルダ・スウィントン2007年の映画「フィクサー」でアカデミー賞助演女優賞を受賞した実力派の女優です。

それ以外にも、映画「ナルニア国物語/第1章: ライオンと魔女」や「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」などといった有名タイトルにも出演しています。

どうして設定が変更されたのか?様々なウワサ

しかし、どうしてケルト人でかつ、場所もチベットからネパールのカトマンズへと変更されたのでしょうか。

これについては、マーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギが答えを明かしていました。

「BIRTH.MOVIES.DEATH.」でケヴィン・ファイギ氏が語ったことによれば、

この作品を創り上げる時に、エンシェント・ワンというキャラクターは特定の人物というより受け継がれていくものにしたいと思ったんだ。

この魔術師は千年という時の流れを生き、この物語にたどり着くまでの間、私たちを計り知れないものから守り続けているという設定なんだ。

だから多様な「エンシェント・ワン」が存在する。この人物は500年以上生きていたし、他のエンシェント・ワンも存在していたということなんだ。エンシェント・ワンは受け継がれていくものだからこそ、私たちは興味深い方法でキャスティングすることができるようになったと思う。

引用:birthmoviesdeath.com

ということだそうです。

しかし、もともとチベット人だったエンシェント・ワンの設定を白人女性に変更したことは、「白人化」的キャスティングなのではないか、という世間のバッシングもあった一方で、現在の中国とチベットの緊張関係も加味した中国市場に配慮した結果なのでは?という声もあります。

エンシェント・ワンはどうして死んだ?死の真相に迫る!

エンシェント・ワンは、原作でもMCU版でも最終的に亡くなっています。

しかし、それぞれ死の原因は異なるのです。

こちらも、原作版とMCU版それぞれ解説していきます。

死の真相:MCU版

MCU版のエンシェント・ワンは、自らが弟子たちに禁じているドルマムゥの住む暗黒次元(ダーク・ディメンション)の魔術を使い、700年以上も生きています。

この魔術は闇の魔力と呼ばれていて、ほぼ不老不死のようなもの。

しかし、完全な不老不死というわけではないようで、実際にエンシェント・ワン自身が致命傷を負うと、そのまま死に直結してしまう、という落とし穴があるのです。

MCU版エンシェント・ワンは、カエシリウスによって、搬送されたかつてのストレンジの職場であった、メトロポリタン総合病院でもなすすべのないほどの致命傷を受けてしまいます。

原作版では?

一方の原作版では、暗黒次元(ダーク・ディメンション)のさらに奥にあるカオス・ディメンションに住む混沌の神・シュマゴラスとの対峙の最中に亡くなります。

シュマゴラスは、エンシェント・ワンを媒介として、この世に現れようとたくらんでいました。

しかし、エンシェント・ワンは自分を犠牲にすることで、シュマゴラスの現世登場を食い止めたのです。

まとめ

エンシェント・ワンについて、原作とMCU版を比較しながらお話ししていきました。

MCU版のドクター・ストレンジについては、単独作品第2作品目となる「」でのワンダ参戦によって、ファンの間では現実改変が行われるのではないか?とまことしやかに囁かれています。

この現実改変能力の発動の可能性が出てきたことによって、死んだはずのエンシェント・ワンが再び蘇る可能性も出てきました。

映画「/エンドゲーム」では、まさかの再登場もあったエンシェント・ワン。

「ドクター・ストレンジ/イン・ザ・・オブ・マッドネス」でのエンシェント・ワン再登場の可能性も大いにあり得ます!

「ドクター・ストレンジ/イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」が公開されるのは、2021年5月7日。

「ドクター・ストレンジ/イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」が公開される前に、ドクター・ストレンジを育てたエンシェント・ワンの活躍をもう一度振り返ってみるのもアリですよ!